(株)AI Samuraiの取締役 播磨里江子弁理士が執筆した「AIによる発明評価と知財教育」が、日本弁理士会が発行しているPatent 2021.7 特集〈知財と教育〉に掲載されました!
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大阪大学と北陸先端科学技術大学院大学による発明創出AI企業、株式会社AI Samurai(エーアイサムライ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO 白坂一)の取締役 播磨里江子弁理士が執筆した「AIによる発明評価と知財教育」が、日本弁理士会が発行しているPatent 2021.7 特集〈知財と教育〉に掲載されました。
取締役 播磨里江子弁理士が執筆した「AIによる発明評価と知財教育」が、日本弁理士会が発行しているPatent 2021.7 特集〈知財と教育〉に掲載されましたのでご報告いたします。
概要
本文では、一般社団法人こたえのない学校との共同開催ワークショップ『ポラリスこどもキャリアスクール8期「発明と特許申請に挑戦する3ヶ月!まだ存在しないはじめてを創り出そう!」』の実施報告をもとに、AI による新しい発明教育に関する考察及び提案をしています。
AI による新しい発明教育では、AIを用いた特許評価システムにより、子供たちが生み出した発明に関する特許性を客観的に評価し、評価をヒントに子供たちが発明をさらに改良するという、従来とは異なる新しい試みをしています。このワークショップにおいて発明を考え、実際に特許出願を行った小学6年生(当時小学4年生)は、特許権を取得しました。子供たちのアイデアが、多くの人々を助けてくれる日が近いかもしれません
https://aisamurai.co.jp/activity/terakoya-interview1/
これまで、㈱AI Samuraiでは、複数の発明寺子屋を開催し、いずれも子どもたちの活発な学びの場として大きな反響を頂いてきました。
※1:「こたえのない学校」【発明×探究】ポラリスこどもキャリアスクール8期開催報告
http://kotaenonai.org/blog/report/3416/#more-3416
※2:「子ども発明学教室」実施概要
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000021559.html
※3:未来の発明王になろう!~夏のサイエンスキッズ祭り2017~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000021559.html
これらのワークショップで得た知見をもとに、本文では新しい発明教育の提案をまとめています。
㈱AI Samuraiの「発明寺子屋®」とは
「発明寺子屋」とは、子どもたちの発想力を伸ばし、未来を担う若い世代のイノベーション創出力を高めることを目的とした(株)AI Samuraiの活動です。楽しみながら「発明」や「特許」を学び体験することで素朴な疑問や問題意識をポジティブにとらえ、自らの思いや考えを表現できるような人材を育むことを目的としています。「発明寺子屋」という名称には、江戸時代の寺子屋のように、地域の大人たちが各分野のプロフェッショナルとして協力して学びを支え、一人一人に合わせた指導で子どもたちが楽しく生き生き学べる環境を作りたいという思いが込められています。
https://aisamurai.co.jp/hatsumei-terakoya/
『AI Samurai®』について
『AI Samurai®』は特許庁が公開する特許公開公報と特許公報をデータベース化し、類似する先⾏技術の事例から出願予定の特許の登録が成⽴する可能性をAIによってランク別に評価することによって特許審査のシミュレーションができるシステムです。従来、数週間を要していた先⾏技術調査が数分で可能になる斬新なプロダクトとして2019年3⽉に第4回「JEITAベンチャー賞」(電⼦情報技術産業協会)を受賞しています。また、初めて使⽤する⽅でもすぐに操作できる直感的なインターフェイス、AIを擬⼈化したチャーミングなキャラクターについて2019年のグッドデザイン賞(公益財団法⼈⽇本デザイン振興会)を受賞しています。