(株)AI Samuraiは、北陸先端科学技術⼤学院⼤学発ベンチャー制度の第⼀号に認定されました。
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株式会社AI Samurai(エーアイサムライ、本社:東京都千代⽥区、代表取締役 ⽩坂⼀)はこの度、2020年に国立大学法人 北陸先端科学技術⼤学院⼤学が制定した、大学院大学での研究成果の社会還元及び研究成果の活性化に資する目的で制定された北陸先端科学技術⼤学院⼤学発ベンチャー制度の第⼀号案件として認定されました。
【ベンチャー制度 第一号認定の背景】
弊社は2018年10⽉より、北陸先端科学技術⼤学院⼤学 先端科学技術研究科 知識マネジメント領域の神田 陽治研究室と共同研究を行っています。
弊社は北陸先端科学技術大学院大学で達成された研究成果、又は習得した技術に基づく企業等であると共に神田 陽治教授の指導の元、今回のベンチャー制度 第一号に認定されることになりました。
【北陸先端科学技術大学院大学について】
先端科学技術分野における国際的水準の研究を行い、それを背景として、大学院教育を実施するため、学部を置くことなく、独自のキャンパスと教育研究組織を持つ、我が国で最初の国立大学院大学として平成2年10月に創設され、平成16年4月から国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学に移行しました。令和2年10月に、開学30周年を迎えました。
【北陸先端科学技術大学院大学との研究内容】
共同研究では、(株)AI Samuraiの基幹事業である⼈⼯知能を⽤いた類似⽂献評価システム『AI Samurai®』を弁理⼠や特許技術者に利⽤してもらうために、どのように連携をとっていけばよいかを主⽬的に置いた「⼈⼯知能と弁理⼠・特許技術者のパートナーシップに関する共同研究」を⾏っています。
AI技術を利⽤して特許出願書類の作成を⽀援する弁理⼠・特許技術者に対し、インタビュー調査等を実施しその結果を分析することで、弁理⼠や特許技術者はどのように⼈⼯知能と協働関係(パートナーシップ)を構築していくのかという過程の実証検証を進めています。これまでも研究から得られた知⾒は『AI Samurai®』の改善に反映され、製品開発の促進に役⽴てられています。
「共同研究の実績及び取組が評価され、北陸先端科学技術⼤学院⼤学発ベンチャー制度第⼀号という栄誉ある採択を頂けましたこと、社員⼀同⼤変嬉しく感じております。これをバネに実証研究を重ね、AI Samurai®を利⽤する弁理⼠や特許技術者と研究者が、さらに使い易い現場レベルの新たなサービスの開発・サポートを⽬指して精進する所存です。」(代表取締役 ⽩坂⼀のコメント)
弊社代表取締役 ⽩坂 ⼀は、 北陸先端科学技術⼤学院先端科学技術研究科博⼠後期課程(知識科学系 神⽥陽治研究室)を2021年3⽉に修了し、博⼠(知識科学)の学位を取得しました。また、弊社は、大阪大学ベンチャーキャピタルから出資を受けるとともに大阪大学との共同研究を行っており、大阪大学発ベンチャーとしても認定されております。
神⽥ 陽治
北陸先端科学技術⼤学院⼤学 先端科学技術研究科 教授
■学歴
東京⼤学理学⼠(1981)、東京⼤学⼯学修⼠(1983)、東京⼤学⼯学博⼠(1986)
■職歴
富⼠通株式会社副研究員(1986)、株式会社富⼠通研究所主任研究員(1999)、同主管研究員(2002)、富⼠通株式会社FI特命PJ員(2007)、株式会社富⼠通総研フィールド・イノベータ(2008)、富⼠通株式会社フィールド・イノベータ(2009)、北陸先端科学技術⼤学院⼤学教授(2011)
■専⾨分野インターネットサービス、サービス科学、ビジネスイノベーション