2019年1月1日「株式会社AI Samurai」に社名変更の御報告
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人工知能による世界初の特許審査シミュレーションシステム『IP Samurai®』を開発する株式会社ゴールドアイピー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO 白坂一)は2019年1月1日を持ちまして社名を「株式会社AI Samurai®」へ変更します。
新社名
和文社名:株式会社AI Samurai
英文社名:AI Samurai Inc.
コーポレートロゴ
社名変更の背景
2015年9月に設立されたゴールドアイピー社は人間とAIとの共創社会をつくるという創業者白坂 一の理念をもとにリーガルテックカンパニーとして、クライアントの知的財産戦略を支援してまいりました。事業の転換期となったのは2017年12月には三上崇志CTOを中心に開発した世界初となる人工知能特許審査シミュレーションシステム『IP Samurai®』です。『IP Samurai®』は、発明内容(新しいアイデア等)をテキストボックスに入力するだけで、AI(人工知能)が特許分類付与・先行技術調査・無効資料調査・クリアランス調査を行い、発明の内容理解・認定・特許登録の可能性のランク付けを行うことができ、研究者や企業の知財部・開発部が調査に数週間要していたものが数分で調査分析を可能になり特許関連業務の時間と金銭的なコストを削減することができる画期的なシステムです。
代表取締役社長白坂のコメント
「現在弊社では、特許審査のシミュレーションにおいて人間の顕在的かつ潜在的なニーズを汲み取り伴走するサービスとして『AI Samurai』の精度を高めるため、IPA未踏事業でスーパークリエイターに認定されている三上崇志CTOを中心に日本語独自の自然言語処理技術の開発・応用を進めています。コーポレートブランドとサービスブランドを『AI Samurai』として統一することで双方のポテンシャルを高め、『AI Samurai』事業の拡大に邁進してまいります。」(白坂一CEO)
プロダクトも『IP Samurai®』から『AI Samurai®』へ
今年4月に発売された米国特許対応版であるα版がトヨタ自動車株式会社の子会社であるTTDC(トヨタテクニカルディベロップメント株式会社)を始め9社と契約済みであり、今月には日本公報への対応や知的財産システムの世界で初となるチャットボット機能の実装した『IP Samurai®』(β版)が販売され、2019年上半期中には正規版である『AI Samurai®』の販売を予定しています。また、特許庁の知的財産インテリジェンスサービス内でも、『IP Samurai®』の無料版が開放されており、現在約500人がサービスを利用しています。
また、資金調達の面では2017年3月にシリーズAで1億2,800万円の資金調達を行ったのち、現在の基幹サービスである『IP Samurai®』の開発・提供を開始しました。シリーズBでは、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社より1億4,000万円、株式会社クレスコ、西武しんきんキャピタル株式会社、日本技術貿易株式会社、株式会社コア、株式会社Kips、株式会社エリートネットワークの6社より合わせて2億1,000万円の出資を受け、創業から累計で総額4億7,800万円の資金調達を行っています。
新会社名とその概要
- 新社名:株式会社AI Samurai
- 英文表記:AI Samurai Inc.
- 変更日:2019年1月1日
- 代表:代表取締役社長 白坂 一
- 資本金:2億4000万円(2018年11月30日現在)
- 本社:東京都千代田区大手町1‐6‐1大手町ビル4階
- 大阪支社:大阪府豊中市新千里東町1-4-1阪急千里中央ビル8F
- URL:https://aisamurai.co.jp/
- 事業内容:知的財産関連IT・分析サービスの提供