㈱AI Samuraiの発明寺子屋を通して発掘された小学生の発明が、この度特許権を取得しました!
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AI特許類似文献評価システム『AI Samurai®』を開発・販売する株式会社AI Samurai(エーアイサムライ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO 白坂一)は、2018年11月~2019年1月に、子供達が発表した発明をAI Samuraiで評価した後、特許申請が出来る全3回のワークショップを開催しました(こたえのない学校「ポラリスこどもキャリアスクール」第8期コラボレーションワークショップ)。
この度、上記ワークショップを通して実際に特許出願を行った小学6年生(当時小学4年生)の遠藤里紗さんの発明に対し、特許権(特許第6753974号)が設定登録されましたのでご報告致します。
今後も弊社では、AI Samurai®を用いることにより、年齢に関係なく発明創出から特許出願までを行うことが出来るよう、知財業務フローの効率化および発明創出活動を推進してまいります。
㈱AI Samuraiの「発明寺子屋®」とは
「発明寺子屋」とは、子どもたちの発想力を伸ばし、未来を担う若い世代のイノベーション創出力を高めることを目的とした(株)AI Samuraiの活動です。楽しみながら「発明」や「特許」を学び体験することで素朴な疑問や問題意識をポジティブにとらえ、自らの思いや考えを表現できるような人材を育むことを目的としています。「発明寺子屋」という名称には、江戸時代の寺子屋のように、地域の大人たちが各分野のプロフェッショナルとして協力して学びを支え、一人一人に合わせた指導で子どもたちが楽しく生き生き学べる環境を作りたいという思いが込められています。
そしてこの度、子供達が発表した発明をAI Samuraiで評価し希望者は特許申請が出来る全3回のワークショップ(2018年11月~2019年1月実施、こたえのない学校【発明×探究】ポラリスこどもキャリアスクール)において発明を考え、特許出願を行った小学6年生(当時小学4年生)の遠藤里紗さんの発明に対し、特許権が設定登録されました。
遠藤さんが考えた発明は『Not Wet!!』。公園の水飲み場で子供の服がびしょびしょになってしまうという問題点に着目し、「お母さんたちが公園に子供の服を持って行かなくてよくなる」ようにするための発明を考えてくれました。遠藤さんのアイデアが、多くのお母さん達を助けてくれる日が近いかもしれません。
AI Samuraiによる発明創出から特許出願までを経験した遠藤さんのインタビューはこちらからご覧頂くことが出来ます。
https://aisamurai.co.jp/activity/terakoya-interview1/
<特許権の内容>
特許番号 :特許第6753974号
発明の名称:水栓キャップ
特許出願人:遠藤 拓郎
発明者 :遠藤 里紗
(遠藤里紗さんコメント)
『特許を取るまでいろいろな過程があるのだと知りました。今回の特許を活かした製品が実際にできると良いな、と思います。特許取得までの長い道のりを一緒に進んでいただき、ありがとうございました。』
これまで、㈱AI Samuraiでは、複数の発明寺子屋を開催し、いずれも子どもたちの活発な学びの場として大きな反響を頂いてきました。
※1:「こたえのない学校」【発明×探究】ポラリスこどもキャリアスクール8期開催報告
http://kotaenonai.org/blog/report/3416/#more-3416
※2:「子ども発明学教室」実施概要
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000021559.html
※3:未来の発明王になろう!~夏のサイエンスキッズ祭り2017~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000021559.html
『AI Samurai®』について
『AI Samurai®』は特許庁が公開する特許公開公報と特許公報をデータベース化し、類似する先行技術の事例から出願予定の特許の登録が成立する可能性をランク別に評価するAI特許類似文献評価システムです。
従来、数週間を要していた先行技術調査が数分で可能になる斬新なプロダクトとして2019年3月に第4回「JEITAベンチャー賞」(電子情報技術産業協会)を受賞しています。また、初めて使用する方でもすぐに操作できる直感的なインターフェイス、AIを擬人化したチャーミングなキャラクターについて2019年のグッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しています。
2020年10月23日(金)15:00~ AI×知財経営革新セミナー第6弾開催!
『DX時代における知財契約書の実務』
このコロナ禍でもオープンイノベーションが求められる中、「自分の権利、情報が守れない」という本末転倒なことが起きないようにするためには、秘密保持契約書、共同開発契約書等の知的財産契約書の締結が重要です。また、契約書等のペーパーレス化やリモートワークが進む中、今後契約書のテンプレートやタームシートの活用が有効であると考えられます。そこで、秘密保持契約書、共同開発契約書等の実務上締結頻度の比較的高い契約書を題材として、テンプレートやタームシートを活用しながら、契約で自社の権利、情報を守る方法について、実践的な考え方や注意するポイントを、メリットパートナーズ法律事務所の知財経験豊富な飯島秀明弁護士よりご講演いただきます。また、株式会社AI Samuraiからは、Withコロナにより積極的な知財のライフサイクルの活性化が求められる状況下における、新しい企業の知財活用について、AI Samuraiのシステムを利用した訴訟支援/知財活用の効率化について講演を致します。
―概要―
- 日時: 2020年10月23日(金)/15:00 ~ 17:00
- 開催: オンライン開催YouTube Live
(アクセスするURLは申し込み頂いた方に別途、お知らせ致します。) - 対象: 知財実務ご担当者、知財戦略・知財活用にご興味のある知財ご担当者、経営戦略ご担当者
- 参加費: 無料
※上記情報は変更させて頂く場合もございます。最新情報は弊社HPで必ずご確認ください。
【10月23日セミナー申し込み方法】
申し込みURL:https://forms.gle/D1pKVxb4u2L2nuvYA
申込期日:2020年10月20日(火)
※登録者数の関係上、多くの申込があった場合は抽選の形式にさせていただきますことをご容赦ください。
【セミナープログラム】 ※セミナーの内容は変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
【第一部】
『テンプレートやタームシートを活用する知財契約書の実務』
メリットパートナーズ法律事務所
弁護士 飯島 秀明
【第二部】
『AI Samuraiを活用した訴訟支援/知財活用の効率化』
株式会社AI Samurai
代表取締役社長 白坂一