中国・北京で開催される「AI・知財フォーラム」に(株)AI Samurai社の金井徳祥CIPO(知的財産責任者)が登壇します。
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5大特許庁、WIPO(世界知的所有権機関)および民間企業の代表者が出席し、AI技術の普及による新たな課題や政策方針について情報共有と議論を行う「AI・知財フォーラム」(主催:中国国家知識産権局 中国・北京にて10月24日)に(株)AI Samuraiの金井徳祥CIPOが登壇することになりました。 国際フォーラムにおいて、弊社の基幹事業である『AI Samurai®』と、AIシステムの普及について獲得した知見と課題について紹介します。
「AI・知財フォーラム」について
中国の特許庁にあたる中国国家知識産権局(以下CNPIA)主催で行われる国際フォーラムです。5大特許庁(日本、米国、欧州、中国、韓国)の代表および招待された企業や特許事務所の知財エキスパートが参加し、AIに関する知財分野での現状や課題を共有し、今後の実務運用や政策立案に向けた議論を行うことを目的としています。
開催情報
会 期: 2019年10月24日(木)
会 場: 知識産権研修センター(中国・北京)
セッション
1.企業から見たAIと特許出願の動向について
2.代理人から見たAIと特許出願の動向について
3.各国特許庁の見解
4.WIPO(世界知的所有権機関)の見解
セッション1登壇者
・テンセントホールディングス副社長 Mr.Xu Yan
・マイクロソフト 中国責任者 弁理士 Ms.Shi Liwen
・AI Samurai CIPO(知的財産責任者) 弁理士 金井 徳祥(のりあき)
弊社からは、金井徳祥CIPO(知的財産責任者)がセッション1で弊社の『AI Samurai®』事業および、AIシステムの普及における課題や知財制度に期待することについて講演させて頂きます。
金井CIPOのコメント
CIPO (知的財産責任者) 金井 徳祥
大阪大学基礎工学部卒業。大学卒業後、自動車メーカーにて知的財産部に在籍。特許出願の担当者として機械制御、視覚認識、半導体、機械学習等の技術分野を担当。その後、海外営業部門に異動し南西アジア地域での二輪事業の営業業務を経験。知財データに基づき事業提案を行うベンチャー企業を経て、2019年2月よりAI Samuraiにて営業、精度検証、マーケティング全般を担当。弁理士。
「5大特許庁が参加するこのような国際会議に弊社が登壇できます事を大変誇りに感じております。日本で事業を行う知財系スタートアップ企業として、弊社のAI技術と事業を通して感じた知財に関する現状をお伝えし、国を越えた議論ができます事を願っております。」
(株)AI Samuraiについて
大阪大学発のベンチャー企業である(株)AI Samuraiは人工知能を活用したAI特許審査シミュレーションシステム『AI Samurai®』の開発・販売しています。『AI Samurai®』は特許庁が公開する特許公開公報と特許公報をデータベース化し、類似する先行技術の事例から出願予定の特許の登録が成立する可能性をランク別に評価するAI特許審査シミュレーションシステムです。従来、数週間を要していた先行技術調査が数分で可能になる斬新なプロダクトとして2019年3月に第4回「JEITAベンチャー賞」(電子情報技術産業協会)を受賞しています。また初めて使用する方でもすぐに操作できる直感的なインターフェイスやAIを擬人化したチャーミングなキャラクターが評価され、2019年のグッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しています。