(株)AI Samurai(エーアイサムライ)社が開発した特許審査シミュレーションシステム『IP Samurai®』の無料版の利用者が500人を突破しました!
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特許庁が今年の5月から知財情報の活用を促進するために開放している「知財インテリジェンスサービスの紹介」において、株式会社AI Samurai(エーアイサムライ)社(旧社名 ゴールドアイピー 本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO 白坂一)が開発・運営する人工知能を用いた特許審査シミュレーションシステム『IP Samurai®』の無料版利用者が500人を超えました。
特許庁『知財インテリジェンスサービス』とは
知財情報の分析・活用の重要度の高まりや、特許出願技術動向調査ではカバーしきれないユーザー特化型の知財情報分析の需要の高まりを受けて、より広く手軽に特許情報分析サービスを利用し、知財情報の活用を促進するため、特許庁が情報を公開している知財関連の無料サービス・特許情報解析ソフトです。特許庁のwebサイトにおいて、株式会社ゴールドアイピーの『IP Samurai®』を含む全7サービスが紹介されています。
※なお、無料版では、米国特許商標庁の2005~2009年および2016年発行の特許公報を対象としており、全ての米国特許商標庁のデータを母集団とはしておりません。特許性に関する評価は、ワンランク程度低い評価可能性であるとご理解ください。また、引例の根拠、引例の番号は無料版では不記載となっています。
■『IP Samurai®』無料版
(Gmail・Facebook・Githubアカウントの認証にてアクセス可)
https://ipsamurai.jp/search
■知財インテリジェンスサービス(『IP Samurai®』製品紹介)
https://www.jpo.go.jp/gijutu/ip-intelligence/intro-10.html
■知財インテリジェンスサービス一覧(特許庁)
http://www.jpo.go.jp/gijutu/ip-intelligence.html
『IP Samurai®』とは
『IP Samurai®』はAI Samurai(エーアイサムライ)社が開発した世界初の特許審査シミュレーションシステムです。発明内容(新しいアイデア等)をテキストボックスに入力するだけで、AI(人工知能)が特許分類付与・先行技術調査・無効資料調査・クリアランス調査を行い、発明の内容理解・認定・特許登録の可能性のランク付けを行います。従来、研究者や企業の知財部・開発部がこれらの調査に数週間要していたものが数分で調査分析を可能とする画期的なシステムであり、特許関連業務の時間とコストを大幅に削減します。
『特許庁の知的財産インテリジェンスサービスのおかげもあり、大企業のみならず、中小企業の方にもIP Samuraiをご利用いただける機会を広く設けられたことに大変感謝するとともに、ありがたいことに500人以上の方にご利用いただけたことうれしく思っております。無料版のご利用の方からも、ご意見を伺い、参考にさせて頂いております。2018年も最後でございますが、皆様良いお年をお迎えください。』
『IP Samurai®』は2017年12月に開発を開始し、2018年4月に初めてα版の販売を開始しました。α版は米国特許のデータベース検索に特化したシステムで、世界初の特許審査シミュレーションシステムとして6月よりトヨタ自動車株式会社のグループ企業であるTTDC(トヨタテクニカルディベロップメント株式会社)、三井化学株式会社をはじめとする大手企業9社にご利用いただいております。 2018年12月に販売開始をした『IP Samurai®』β版では、米国公報に加えて日本公報のデータベースの検索も英語・日本語の双方で可能となっており、知的財産システムの世界で初となるチャットボット機能の実装にも成功しています。今後は特許審査のシミュレーションだけでなく、あらゆる特許関連業務のコストを削減する各種サービスを開発・提供していく見込みです。