AI Samurai Inc.

特許調査システムの「株式会社AI Samurai」

株式会社シクロ・ハイジア代表取締役CEO小林誠氏が(株)AI Samuraiのアドバイザーに就任。AI Samurai®を活用した進化型IP Landscape®システムの構築を実現してまいります。

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2020.04.28 産学連携

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AI特許審査シミュレーションシステム『AI Samurai®』を開発・販売する株式会社AI Samurai(エーアイサムライ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO 白坂一)は、IPランドスケープ(intellectual property landscape)先駆者のひとりである株式会社シクロ・ハイジア代表取締役CEO小林誠氏をアドバイザーに迎えたことをお知らせします。
AI Samuraiは既に、自分のアイデアを可視化する「知財戦略マップ®」を開発しておりますが、今後、知財情報を中心としたビジネス分析を事業戦略や新規事業開発、M&A等のアライアンスに生かすIPランドスケープに精通する小林氏よりアドバイスをいただくことにより、ビジネスに有益な知財分析機能をさらに追加し、知的財産戦略のためのAIを用いた進化型IP Landscape®システムの開発を進めてまいります。


【IPランドスケープについて】

近年、IT技術の進歩により、知財情報に関する分析を表す言葉として『IPランドスケープ』という言葉が注目を集めてきました。IPランドスケープとは、知財スキル標準version2.0(特許庁、2017年4月)において、『自社、競合他社、市場の研究開発、経営戦略等の動向及び個別特許等の技術情報を含み、自社の市場ポジションについて 現状の俯瞰・将来の展望等を示すもの』として記載されています。しかしながら、現状行われているIPランドスケープは、知財情報をマップ等のビジュアル化に落とし込むに留まり、従来からの知財情報分析手法の延長として行われることが多いとも言われています。

【AI Samuraiによる知財戦略マップ®】

AI Samurai®ではこれまでに、直感的でスピーディーな知財戦略計画の立案を実現するべく「知財戦略マップ®」機能を開発しています。当該機能は、自社又は各人のひとつひとつの発明(アイデア)に対する先行技術調査結果を用いることにより、技術領域別に、各発明の有効性によって変化するキャラクターをフィールド内にプロットする機能です。ゲームをするような感覚で、自社の知財状況又は自分の発明記録を可視化し、出願状況や発明創出状況などを俯瞰して把握することができるとして好評を得てきました

【弊社が目指すこれからのIP Landscape®システム】

そしてこの度、このAI Samurai「知財戦略マップ®」を真に経営層への提言に有益な情報を提供する機能へとさらに進化させるべく、IPランドスケープ先駆者のひとりである株式会社シクロ・ハイジア代表取締役CEO小林誠氏と連携し、未来に向けた新しいIP Landscape®システムの開発を進めることになりました。
小林氏には、知財を情報の一つとしてデューデリジェンスや事業価値評価等のビジネス分析を行ってきた豊富な経験と知見に基づくアドバイスを頂き、AIが得意とする効率的な分析と、人間だからこそ得意とする創作的な分析とを融合させた、AI×人間による未来に向けたIP Landscape®システムの開発を進めてまいります。
※「IP Landscape®(区分:9類、42類)」は株式会社AI Samuraiの登録商標(第6233829号)です。

小林誠氏からのコメント

「知的財産は、ビジネスにおける重要な経営資源のひとつです。ビジネスにおいて競争優位を築くために、また新規事業開発に向けたオープン・イノベーションの実現やエコシステム構築のために、どのように知的財産を活用していくか?という視点が重要になってきます。AI Samuraiの「知財戦略マップ®」にIPランドスケープの観点が加わることで、これまでの事業戦略・知的財産戦略が次のステージに進むものと期待しています。単なる知的財産情報解析ツールに留まらず、AI×⼈間による未来に向けた新たなIP Landscapeシステムの構築のために尽力して参ります。」

小林誠氏のプロフィール

株式会社シクロ・ハイジア 代表取締役CEO
KIT虎ノ門大学院(金沢工業大学大学院) イノベーションマネジメント研究科 客員教授
大阪大学 オープンイノベーション機構 特任教授
東京工業大学 環境・社会理工学院 非常勤講師
NEDO 技術戦略研究センター フェロー
裁判所(知的財産権訴訟) 専門委員

2003年より国際特許事務所にて、特許出願、先行技術調査、ベンチャー支援、および特許戦略コンサルティング業務に従事。2007年より監査法人トーマツ本部業務開発にて新規事業立ち上げに携わり、2009年にデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーに転籍し知的財産関連サービスを事業化。M&Aファイナンシャルアドバイザリー(主にライフサイエンスセクター、およびテック系ベンチャー・スタートアップへの出資等)および事業戦略・知的財産戦略コンサルティング業務(主に技術・知的財産が重要となる製造業およびICT業界全般)に従事。2019年より独立し、株式会社シクロ・ハイジアおよび株式会社テック・コンシリエを創業して現在に至る。
IPランドスケープを中心とした事業戦略・技術戦略・知財戦略策定支援、構造改革(トランスフォーメーション)支援、組織再編に伴う知財管理体制構築支援、グローバル知財管理体制構築支援、移転価格税制対応、技術起点の新規事業開発支援等を専門とする。鮫島正洋弁護士との共著『知財戦略のススメ』(日経BP社、2016年)を代表作に、『IPランドスケープ経営戦略』(日本経済新聞出版社、2019年)等、著書・論文多数。

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