Terakoya Report 2
発明名
『えんぴつプロテクター』
『えんぴつプロテクター』を発明してくれたみみ子ちゃん&真心ちゃんに話を聞いてみたでござる。二人が見つけた困りごとは「えんぴつを(机の上から)落した時に芯が折れること」。これを改善するための発明を考えてくれたでござるよ!
特許審査シミュレーション
システム
AI Samurai
インタビューに
答えてくれた発明者
道用 真心さん
小学校5年生
みみ子さん
小学校6年生
まずは、「発明」をしてみてむずかしかったところや工夫したところを教えて欲しいでござる。
似ている特許がすでに出ていたので、違いをだすのが難しかったです。ホワイトボードに違いを書きだして結果の表を参考に違いを考えたら、緩衝材のスポンジを増やしたらいいということが分かりました。みんなで協力したらどんどんアイディアが良くなったのが良かったです。
ワークショップでは、拙者AI Samuraiが、真心ちゃんとみみ子ちゃんの発明に近いものがないかを実際に調査したでござるよ。
【拙者AI Samuraiの調査結果】
AI Samuraiの結果を聞いて、どう思ったでござるか?
工夫や個性が必要だと思いました。考えをみんなに伝えやすくするために、絵でアイデアを表現したりもしました。もう少し時間が欲しかったです。
作りたいものは少し違うけど、似ている部分が多くてがっかりしました。発表はホワイトボードの内容をまとめたので問題なく進められたけど、アイディアを言葉にするのが難しかったです。
自分が創り出した「発明」を、これからどうしたいと思うでござるか?
みんなに使ってもらいたいです。(主に小学生)みんなに利用してもらって不便なところを改善して、大人の手を借りて製品化したいなと思いました。自分でビジネスを立ち上げてみるのも面白そう。自分たちで作ったら、製品のアピールのためのプレゼンもがんばってやってみたいです。
発明寺子屋を通して、「発明」と「特許」の違いはわかったでござるか?
発明については、なんとなく知っていました。偉い人、有名な人が関わるもの、というイメージだったけど、身近に感じて自分でもできるなと思いました。
国語の題材にあったので、特許も習ったことがありました。世の中の困りごとをよくするアイディアが発明で、発明を他人が使う場合に許可を取るために特許があるのかなと思いました。
みみ子ちゃんと真心ちゃんは将来はどんな人になりたいでござるか?
将来のことはまだ決まっていないけど、運動と料理が好きで興味があります。
3Dプリンターやレーザープリンターで物を作成したり、修理をしたりしてみたいです。
みみ子ちゃんと真心ちゃん、ありがとうでござる!
最後に、みみ子ちゃんと真心ちゃんのお母様にも感想を聞いてみたでござる!
学校では時間が限られているので、話し合いに時間を割く余裕がありません。答えが一つのことも多いので、今回のように他人の意見を認め合う場があるといいと思います。子どもは恥ずかしがりやですが、発表も堂々と出来てびっくりしました。特許出願についても、本人の希望で出願にチャレンジすることができて良かったです。出願書類の文章の情報量多さには驚きましたが、子どものアイディアが実際に文章化されることに感動しました。
自分で考えたり、話し合いの中で問題解決をする時間や、異なる年齢、学校の仲間と関わる時間を子どもに与えたかったのでいい機会になりました。実際に手を動かし、アイディアを形にする作業も楽しそうでした。自分たちのアイディアの先に何が見えるか、物事の広がりや可能性を感じて欲しかったので 、社会を広く見るチャンスとしても特許出願は良いと思いました。